UKIYOE HOUSE ブログ 2022年8月30日 

［デザインのお話し1］イラストお散歩MAPを作成しました。

伊東駅より高低差60メートルの高台に立つ当館ですが、Googleマップなどの地図アプリでルートを検索すると以下のように表示されます。

この表示では「徒歩13分」と案内されるだけで高低差はわからないので、夏の炎天時などに荷物を持ったまま坂を登って大変な思いをされるお客様がいらっしゃいます。タクシーを使っていただけるように案内しているのですが、学生さんや体力派のみなさまが徒歩を選ばれる気持ちもよくわかります。

それならばせめて、あらかじめ道のりを立体的にイメージしていただければと思い、高低差を考慮したオリジナルのイラスト地図を作成することとなりました。

しかしながら60メートルの上り道を表現するには、どのようなデザインが有効なのでしょうか？？

…まずは、先ほどのグーグルの地図を90度回転させます。

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こうすると出発点は地図の下部に、目的地が地図の上部になります。地図上で目線が下から上に動くことで実際のルート（低→高）にイメージが近付きます。

もちろんこれだけで高低差の説明にはなりませんので、この向きをもとに文字や色合いを調節してみましょう。

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まだ荒削りな下書きですが、駅や目印を目立たせて、色合いで市街地と山側も区別しました。駅からはタクシーをご利用いただけるように車のアイコンと矢印で誘導してみました。

この下書きをもとに、地図を最初から描き直します。

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スッキリしましたね！ これも平面地図には変わりないのですが、車が坂を登っていくイメージをご理解いただけるのではないでしょうか。また運転に適したルートと徒歩ルートを分けて、到着後の手ぶら散歩にも役立つ経路案内となりました。

このイラスト地図は現在ご予約のお客様に、メール等で実際にご案内しております。

…デザインはまだ終わりませんよ。エリアをさらに広域に広げてみましょう。

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駅裏の高台や駅前の温泉街を街ごと俯瞰図で描写するとこうなります。ここまでくると街と海の距離感や高低差がイメージしやすいですね。

この地図に目印や文字を配置して、温泉街全体のお散歩マップを完成させましょう！

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一週間が経過

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あれこれ試行錯誤しまして、こちらのイラストMAPが完成しました。画面では細かな部分が見辛いかと思いますので拡大してご覧ください。

こちらをB4サイズにプリントしたものを、当館にご宿泊のお客様にはご覧いただいております。またお散歩にお持ちいただけるようにA4サイズの縮小版もご用意しています。

地図の内容や整合性は日々アップデートして、常に最新版をお届けしたいと思っております。

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