UKIYOE HOUSE ブログ 2023年8月1日 

夏の伊豆高原「おこさまと山と海の大冒険!」

先日は伊東温泉街のお子さまとおすすめアクティビティーをご紹介しましたが、本日は温泉街を飛び出して、海と火山が育んだ神秘のネイチャーサイト伊豆高原エリア」当館のオリジナルイラストMAPを用いてご紹介します

伊豆高原は広大なエリアですので、今回は2日間に分けた観光コースをご案内します。移動はドライブが便利ですが、公共交通機関をご利用の場合はよく計画を立てて、東海バスの乗り放題チケットで移動されることをおすすめします。



1日目:小室山リッジウォーク 〜 恐竜広場 〜 一碧湖


小室山は浮世絵ハウスからお車で20分。高さ321メートルの小さな山ですが、太古の噴火ではとめどなく流れ出た溶岩が、周囲一帯の丘陵地を造りました。展望デッキの小室山リッジウォークは360度の大迫力のパノラマビュー。リフトで5分/歩いて25分で登頂できます。
 


リフトは往復800円/片道500円。一人用なのでお一人で乗れない&抱っこでは重量オーバーのおさま連れのご家族は徒歩でのハイキングとなります。徒歩なんて心配?いえいえ、そのために途中にお子様が大喜びの広場があるんです。



恐竜広場は小室山の登山路にある無料公園。等身大の恐竜オブジェが16体も点在します。リアルな恐竜たちはメンテナンスもバッチリで、ぶら下がったりお腹の中に入ったり。さらにアスレチック遊具もたくさん。お子さまの「帰りたくない〜」の声もよく分かります。詳しくは10月17日ブログにて



小室山から一碧湖(いっぺきこ)へは車で10分、伊豆高原の美しい森に囲まれたこの湖も、太古の噴火の火口跡です。一周のんびり50分、水鳥や鯉を見ながら散策路を左から周ってください。後半に登り階段が見えたら、その先は視界が悪いのでUターンがおすすめです。帰り道も違った光景を楽しめます。


一碧湖湖畔の紅葉林

 

湖入り口のカフェにはメニューが充実。無料の足湯あり、レンタルボートあり。一碧湖と県道を挟んだ沼地の入り口駐車エリアは無料。沼地も高低差のある40分コースを徒歩で一周。こちらは太古の探検気分。詳しくは11月15日ブログにて



2日目:大室山 〜 伊豆シャボテン公園 〜 城ヶ崎海岸の門脇吊り橋 〜 富戸港


お待ちかねの大室山は浮世絵ハウスから車で30分、伊豆高原のシンボルで太古の大火山の大室山は、3人乗りリフトで標高580mの山頂へ。往復1000円、子ども半額、3歳以下は無料です。山頂は一周約1キロ25分の大絶景のハイキングコース。中央の噴火口跡広場では1500円でアーチェリー体験も。頂上の売店で食べる焼き団子は格別です。詳しくは12月3日ブログにて


スケールが大きすぎて非現実的な大室山


大室山に隣接する伊豆シャボテン動物公園はサボテンと動物のテーマパーク。カンガルーや野鳥の5つの温室、園内運河のボート巡り(別料金)、カピバラの入浴も人気。大人2800円、小学生1300円、子ども700円、3歳以下は無料です。ホームページはこちら


大室山周辺や伊豆高原にはマニアックな私設美術館、博物館がたくさん。雨の日も楽しく過ごせます。評判のカフェやレストランはすぐ予約が埋まりますので事前のリサーチを。


大室山から500mの高低差を下った城ヶ崎海岸は、4000年前に大室山の溶岩が形成した日本屈指のリアス式海岸です。その巨大な奇岩壁にかけられた48mのスリリングな吊り橋が門脇(かどわき)吊り橋


吊り橋周辺には自然散策路のピクニカルコースが続き、晴れていれば目前に伊豆大島が迫ります。散策路のコース選びに迷ったら、門脇吊り橋ニューヨークランプミュージアムとの間の15分の往復路がお手軽&安全でおすすめです。歩きやすい靴でそうぞ。ホームページはこちら


最後に富戸(ふと)港を訪ねてみましょう。この富戸の漁師町は、人気のテレビゲーム「ぼくのなつやすみ2 海の冒険編」の舞台のモデルになったことでも知られており、ゲームの発売から20年が経った現在でも、懐かしい風景を探して多くのファンが訪れています。



富戸港のおだやかな海は透明度が高く、ダイビングのメッカとしても有名です。気ままに散策していると、ゲームの主題歌でもあった「少年時代」(ゲームでは沢田千可子さんが歌唱)が頭の中に流れてきます。



山へ海への大冒険で疲れたら、1日の終わりに富戸温泉はいかがでしょうか。富戸温泉は海の目の前にあるかなり素朴な手作りの露天風呂。源泉掛け流し100%の立ち寄り湯は15:00〜19:30まで営業しています。大人もこどもも500円。最終入場は18:55で、日・月・火曜は定休です。公式サイトはこちら



大冒険はこれで終了ですお疲れ様でした〜。


海と山がここまで近く、グルメと温泉と大自然を同時に楽しめるのは伊東〜伊豆高原だけと言われています。皆さまもこの類まれな地形をイメージしながら、楽しい観光の計画を練ってください。


浮世絵ハウスではこちらのイラストMAPの日本語/英語版もご用意して、A4サイズに印刷してゲスト様にお配りしております。


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